2011-07-17から1日間の記事一覧

SSエピソード20

「さあ、こいよ。ボッコボコにしてやんよ。」 「言われなくても・・・」 ライクは剣に手をかけて走り出した ライクは飛び上がり上段から叩き切った、だが、その剣は男の剣に止められていた 「やれやれ・・・名前ぐらい名乗らせろよ、それが礼儀ってもんだぜ…

SSエピソード19

ライクがまだ幼い時には両親の消息は絶たれていた。そのためライクは道場に通いつめ、常に竹刀を持ち歩き、一日中剣をふっていた。 ある日、ライクが道場から家に帰る途中、丸い眼鏡を掛けた子供と肩をぶつけた。ライクは気にせずに歩き出した。恐らくこれが…

SSエピソード18

「さて先へ進むか…」 ソルド襲撃からもう二日経っていた、休養のためだ。そして今森を抜けるためあるいている……すると近くで何かが吠えた 「またあいつらか…」 俺達は……ライクとグリーグは武器を構えた。ライクは剣を、グリーグは弓を…… ライクは思い出して…

SSエピソード17

「がはっ…」 ライクは地面に倒れた 「もう終わりか?他愛もない、貴様等など殺す価値もない…」 「くっそ………」 「今回は見逃してやる、感謝するんだな」 「くそ!くそ!くそ!」 ライクの目から涙が溢れていた 「そんなに悔しいのならもっと強くなればいい…そ…

SSエピソード16

「勝ったと思ったか?」 ソルドは静かに顔を上げた (怖い……怖い……) ライクの体は震え出した。もうライクの体は限界だった。居合神風弐式は自分にもかなりダメージがくるもろはの剣だった。そのダメージは大きく、ライクは精神的にも追い詰められていた。 …

SSエピソード15

あたりはかなり深い森だったからもともと暗かった…だがソルドが何かを始めた瞬間あたりがさらに暗くなりひんやりしてきた (こいつはやばいな…) ライクの勘がそう告げていた そのときソルドは顔をあげた 「またせたな……これがせっしゃの本気だ」 ソルドの体…

SSエピソード12

「くっ!」 「お前とは違うところであってたらいい友になっていたかもな…残念だ…」 「クソッ!」 ソルドは全身から剣をだした。 「これでも、私をきることができるというのか?」 「ああ、出来るさ。この型ならな…居合神風!」 バルタの姿が消えた…そう思っ…

SSエピソード14

「うおぉぉぉ!」 ソルドはライクの剣を軽々とうけていく 「貴様では私を倒すのにはまだ…未熟!!」 「くそおぉぉぉぉ!」 「若い故にすぐ頭に血が上り、すぐに周りのことが見えなくなる。動きも直線的になる…故に貴様は弱いのだ!」 ソルドはライクの剣をは…

SSエピソード13

「敵を目の前で雑談するとは…貴様もばかだな…」 「くそ……」 バルタの傷口からは血があふれている。 (つい油断しちまったな…畜生…) バルタの意識は飛んだ 「くそおぉぉぉ!」 「まちなさい!ライク!」 もうライクの耳にはグリーグの声は届いてなかった 「…

SSエピソード11

「はっ!」 バルタの動きは10年前より格段よくなっていた。 ソルドは両手の掌に剣を生やすと腰を深く落とした。 「ソードアーマー!」 (なんだ…この技は) ソルドは腰を深く落としたまま動かなかった (さっさと攻めるが吉か…) 「飛燕…」 バルタの蹴りは…

SSエピソード10

「この声はこの10年間忘れたことはない……」 「ほう…覚えて貰っているとは光栄だ。」 「俺は貴様を倒すためにこの10年、剣を降り続けた……いまこそ貴様を倒す時!勝負だ!ソルド」 「バルタさん、俺達も…」 「駄目だ!奴はつよい…今の君達では到底敵わない…

SSエピソード9

「これが俺の知っている全てだ。」 「あの〜」 「なんだ?ライク」 「俺も心月流道場に通っていました!」 「そういえばそうでしたね。」 「そうか…じゃ ドガァン 「なんだなんだ。」 「やはりな…そろそろだとは思っていたが。」 「な、なんなんですか!バル…

SSエピソード8

「貴様程度では私は倒せんよ、アルバ王国騎士隊隊長バルタよ。」 「俺はこの国を…」 「黙れ、力のない弱き者、貴様には何一つ救えないんだよ。おい!ソルド!こいつを外に連れていけ!」 「御意。」 「おい、バルタ、貴様にはまだ利用価値がある。俺に協力す…

ポケットモンスターズ《闇の咆哮》 出会い、そして始まり2

ヒノアラシの家は海岸の近くにあった。ヒノアラシの家に着くとピカチュウは死んだように眠った 翌日、ピカチュウは目を覚ますと、先にヒノアラシは起きていた。 「これからどうする?」 ヒノアラシが聞いてきた 「とりあえず、俺を知っている奴を探しにいく…