SSエピソード7

「昔の大戦で人間たちは幾度も負けかけていた。だがある若者達によって何度も救われている。その若者達のリーダーの名前はエイシャント・サイレント。」
「「!」」
「おそらくライクの先祖にあたるだろう。そしてエイシャントの右腕であったのがグラバルト・ダイナ。こちらはグリーグの先祖に当たるだろう。」
「へ〜俺には英雄の血が流れているのか〜、でそれがなにか問題でもあるの?」
「エイシャントは何か特別なことができたというが…何か心あたりはないかい?」
「うーん、わからん。」
「まあいいだろう。とりあえずさっきのことは頭に入れておいてくれ。悪魔の説明に戻るぞ。次に下級悪魔だがこいつらはたいしたことはないが中級や上級になってくるとそうはいかない、まず中級は武器を使用しその腕前もなかなかのものだ。そして上級までなると……皆さまざまな能力を持っている。奴らは強い。今の状態では絶対勝てないだろう。出会ったら逃げろ。じゃなければ死ぬと思え。俺が以前一度だけだが上級悪魔と戦った時の話をしてやる。よく聞くんだ。」

……10年前………
「王!!」