SSエピソード2

「まぁ、こういうヤツは下手に近寄らない方が…」
「まあまあ、大丈夫だよ〜ほーら俺達は敵じゃないよ〜」
「いいえ、逃げますよ。」
「えぇ〜、なんでだよ〜」
「私の勘ですが、こいつらは悪魔にかんけいしていると思います。」
「んなわけないだろ。それに悪魔なんて空想上のもんだろ。」
「私もそう思ってました、でもついこの前に読んだかなり古い文献にこんな感じ
の絵が…そこにはこの生物とにた黒い人間が書いてありました。でもまさか出て
はいけないと言われているあの巨大な壁の向こう側にこんなやつがいるなんて…
…でもそれならそうと教えられるはず…もしかして……ライク!早くここにくる
時に通った抜け道に行きますよ!」
「わかったけどなんでだ?」
「走りながら理由はいいます!急がないと手遅れになります!」
「わかった!」
ライク達はその場から走りだした
「ちっやっぱり追いかけてきやがったか。」
「とりあえず行きますよ!」

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「で何なんだよ。」
「いいですか、まず私が読んだのは図書館の立入禁止区域で見つけました。見つ
けた時は興奮してて気が付きませんでしたが、ただの文献ならわざわざそんなと
ころに保存する必要はありません。」
「つまり?」
「誰かの手によってその文献や悪魔の存在は隠されていたのです。もしそうなら
ばあの巨大な壁にもなっとくが行きます。そしてそんなことができるのは……」
「城の連中か……」
「そうです、ですから私達は城に入った時点ですでに罠にかかっていたのです、
抜けてきた洞窟にも納得がいきます。悪魔の存在を知られたくなければ洞窟はも
っと警備が固いはずなのに私達が行ったときには誰もいなかった、つまりわざと
私達をそとに出したとなります、だとすると……」
「たしかにやばいな……」
ライク達は洞窟に向けて全速力で走っていった………