とある物語2

ある日一人の少年…タイキがいた。
「今日はテストだから早いぜ〜」
タイキは今テスト期間真っ只中である
「さて鍵はどこかなっと……あれ?……無い!鍵がない!」
タイキの両親は共働きである。帰りも遅い。
「おわった…」
せっかくのテスト期間、早く帰れるからタイキは電車の中で
(家に帰ったら、ゲームだぜ!)
と思っていたが簡単にポキリとやられてしまったのである。
「ノォォォォオ」
ガンガンガンガンガン
タイキは狂ったように壁にヘッドバットをくらわした。
「!そうだ…」
タイキは母親に電話をすることを決心した。
ぷるるるる
がちゃ
「あっ母さん!」
「なに?今忙しいんだけど。」
「家の鍵忘れたんだ、もってきてください。」
「忙しいから無理。切るからね。」
「ちょっ母さん!」
ブツ
「ひでぇ…」

約10分後

「やばい…」
その後父親にも電話したがあっけなく断られたという。
「くっそー、どうするかな…そうだ!」
ぷるるるる
ガチャ
「もしもし」
「あぁ俺、俺」
「死ね、ゴミ」
「いつもながらひどいな。」
「黙れゴミ、俺になんのようだ。」
「いや〜ひまでして。」
「死ね」
ガチャ
「あっ!」
ぷるるるる
「ん?非通知?もしもし」
「…………………お前を殺す…………」
ガチャ
「こえぇぇぇぇぇぇ!」